MIXTURE report
デジタル診断レポーティングシステム
未来の病理診断を支える
デジタルパソロジーの新たなソリューション
私たちの「MIXTURE report」は、病理医不足や高齢化といった日本の病理診断が抱える課題に挑み開発しました。デジタル画像を利用し、病理診断支援AIのサポートを提供することで、病理診断の精度とスピードを向上させます。 このサービスでは、デジタル病理画像(Whole slide image : WSI)の表示と臨床情報・依頼情報を同一ページからアクセス可能で、臨床情報を確認しながら、病理診断を記載できるシステムです。このため、インターネット環境さえあれば、遠隔地からでもスムーズに診断を行うことができ、病院間連携の強化や診断困難症例のコンサルテーションなどをスムーズに行い、患者さんへ迅速に結果を返すことが可能です。
専門医と医療機関をつなぐ遠隔病理診断をサポートします。 下記のように、病理医の不在あるいは不足する施設でも、デジタル病理画像およびこれを結ぶシステムを作ることで、迅速かつ容易な病理診断が可能になります。

主な特徴
オリジナル汎用ビューアー搭載
WSIを専用ビューアーで直接ブラウザから開くことができ、診断に必要なすべての情報に同一ページ上からアクセス可能です。複数メーカーのスライドスキャナの画像フォーマットに対応しています。
診断依頼情報の管理が容易
マクロ画像(JPEG)やPDFの依頼文書、スキャン写真、診断のキーとなる部分のスナップショットなどを添付ファイルとしてアップロード可能です。
また以下の機能を病院・機関毎に、オプションで選択可能です。
診断フォーマットの変更
通常の診断および所見を入力する画面を基本としていますが、CAP(米国臨床病理医協会)が推奨しているシノプティック(選択方式)などのご希望のフォーマットにカスタマイズ可能です。 当社オリジナルの「MIXTURE―ILD report」を下に示しています。診断の難しい間質性肺炎で病理診断を行うときに病理医が確認すべき所見が順に記載されています。これを定量的に判断し、クライテリアに合わせ、最終診断を行うことができます。また厚生労働省びまん性肺疾患研究班クライオバイオプシー部会で作成された診断フローチャートを確認できるようになっています。このシステムをご使用いただくことで、何度見返しても、前回の診断根拠を確認することができ、間質性肺疾患治療に重要なMDD診断にも有用です。

オリジナル病理AIの追加
病理診断の支援AIを搭載可能なようにデザインしています。これは当社開発中の間質性肺炎やがん細胞の腫瘍割合などを初め、今後開発され、世の中に出ていくであろう病理診断支援AIも搭載可能です。
コンサルテーションページ
MIXTURE-reportには、無料でお使いいただけるコンサルテーションページがあります。
アカウントを作成いただくと、症例を作成することができます。メールアドレスへ症例のWSIを送ることが可能ですので、他の施設の病理医へコンサルテーションが容易にできます。2週間で自動的に削除されます。是非、ご体験ください!
※インターネット接続経由ですので、個人情報は削除し、お送りください。
セキュリティについて
堅牢なセキュリティ対策を考慮したVPN接続サーバーによる安全・安定運用をおこないます。サーバーは病院・施設毎のご希望にあわせ、クラウドあるいはオンプレミスで構築します。
スライドスキャナについて
「MIXTURE report」は複数メーカーのスライドスキャナに対応しています。自施設で保有するスライドスキャナと接続可能です。またスライドスキャナを保有しない施設でも、弊社でもMOTIC社製のスライドスキャナ(日本においては医療機器未承認です)の取り扱いを行っています。
MOTIC社製スキャナラインナップ
MOTIC Easyscan one:1枚用トレイの少量スキャナ
MOTIC Easyscan pro6:6枚用トレイによる中容量スキャナ
MOTIC Infinity 60/100:トレイを複数枚重ねてセットできる高容量スキャナ
MOTIC Easyscan pro6:6枚用トレイによる中容量スキャナ
MOTIC Infinity 60/100:トレイを複数枚重ねてセットできる高容量スキャナ
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MOTIC Easyscan one
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MOTIC Easyscan pro6
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MOTIC Infinity 60/100
スキャナから診断システム、LISとの連携など、相談が可能です。
デジタルパソロジーの導入に悩んだら、是非、ご相談ください。
デジタルパソロジーの導入に悩んだら、是非、ご相談ください。