弊社は、長崎大学 病理学講座と国立研究開発法人産業技術総合研究所が開発した『人工知能 MIXTURE」を導入して医療用人工知能の開発を行います。開発した人工知能は新しいタイプで、「説明可能なAI:X-AI」と呼ばれるものとなります。
予後不良(死につながる)な疾患である間質性肺炎の病理診断を可能とする人工知能モデルが既に完成しています。UIPという「がん」に匹敵する恐ろしい疾患の診断を高い精度で診断可能です。このUIPの診断は、病理医にとっても難しく、時には診断医によって異なる判断をすることさえあります。
しかし、その診断は患者さんにとっては治療方針を決定するほど重要です。また間質性肺炎は決して稀な病気ではなく、CT検診を受けると約7%に間質の異常陰影が見つかります。この中に死に至る危険な疾患が含まれているのです。
早期診断にて早期に適切な治療を開始することが唯一の治療方法ですが、上記したように早期に正確な診断を下すのは簡単ではありません。MIXTURE-UIPモデルは、このUIPの診断を90%以上の精度で診断し、また進行する疾患とそうでない疾患を適切に鑑別することの出来ます。
青い点は細胞の核を示しています。これを認識することにより細胞数をカウントします。
Indica labs社製の「HALO AI」
https://www.indicalab.com/halo-ai
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